皆さんこんにちは!
ゆきかぜです
多くの投資家に活用されているNISAですが
『どちらを選べばいいのか分からない!』
という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
をテーマに解説していきます!
これからNISAや投資を始める方は必見です!
NISAについて詳しく知りたい方は先に下の参考記事↓を見て下さいね
ではいきましょう!
✓投資期間と投資経験と投資目的で選択肢は変わる
✓短期投資なら一般NISA
✓長期投資ならつみたてNISA
✓投資経験者は一般NISAがおすすめ
✓投資初心者はつみたてNISAがおすすめ
NISA制度の特徴
NISAは《Nippon Individual Savings Account》の略で
その頭文字を取って”NISA“と呼ばれています
最初にNipponとあるように海外にはない日本独自の制度となります
利益に税金が掛からない
NISAは日本語で小額投資非課税制度といい、
簡単に言えば
『投資で出た利益に税金が掛からない超お得な制度』
となります
一般的に投資で出た利益には20.315%の税金が掛かりますので
仮に10万円の利益が出たとしたら、
20,315円の税金を取られる計算になります
せっかく投資で利益が出てもその内
約20%も取られるのはキツいですよね…
しかし、
NISA枠を使った投資で出た利益には
税金が一切掛かりません
10万円の利益が出れば10万円丸々貰えるのです!
投資額が大きくなればなるほど、
税金の20%はその利益に響いてきますので
税金が出ないNISAは
『投資をするなら使い切らないと損!』
と言えます
NISA自体は”ただの入れ物”
良く誤解されるのですが、
NISAは投資商品ではありません
NISAという”専用口座“を使って投資商品を購入することで
その力を発揮します
簡単に言うと、
NISAと書かれた箱へ
自分で選んだ商品を入れていくイメージですね
(図のような感じです)
ちなみに
『どういった商品を選べば良いか分からない』
という方向けに
既におすすめファンドの紹介記事を作成しています
以下の参考記事↓を読んでみて下さいね!
持てるのは「一人一口座」まで
NISAは非課税枠であることから
1人が持てる口座の数に制限が設けられています
NISAかつみたてNISAのどちらかで1口座なので
それぞれを合わせて持つことはできません
非課税枠の再利用はできない
非課税枠の限度額に関しては
後ほど詳しく解説しますが、
それぞれの非課税枠は「年間でいくらまで」と決められています
仮にそのうちのいくらかを売却して
「枠を増設する」ということはできません
ただ、
NISAを最大活用したいなら
売らずに期限まで持っておくことが良いでしょう
大暴落時に狼狽売りすることは
確実に損切りとなるためおすすめしません
(むしろ値段が下がるなら僕は買い増しします)
さて、
ここまでNISA制度の特徴を大まかに紹介してきました
続けてNISAごとの特徴にも触れていきましょう!
一般NISAの特徴
一般NISAは2014年に誕生した最初のNISAです
ややこしいのですが、
NISAというと基本的には一般NISAを指します
早速、特徴を見ていきましょう!
✓購入できる金額は年間120万円まで
✓非課税期間は5年間
✓投資可能期間は2014年~2023年まで(現在)
✓ロールオーバー(資産移管)できる
✓拠出(入金)はいつでも可能
✓投資対象の幅が広い(以下の図を参照)
ここまでがNISAの特徴です
年間で購入できる金額が120万円と大きく
好きなタイミングで拠出できるため、
口座開設の段階で投資に回せる資金が多い方には
有利な特徴を持っています
ただし、
非課税枠が5年と少ないことから
✓退職金の代わりに資産形成したい
こういった方には向きません
この救済処置としては
5年の非課税期間が終了したのち、
保有している金融商品を翌年の非課税枠へ移行する
ロールオーバーという方法もありますので
投資開始から10年の間に
✓子育て
✓マイカー/マイホーム購入
といった
“大きくお金が動くライフイベント“
の開催が予想される場合は
その資金源としてNISAを活用するのも良いでしょう
また、
投資商品も豊富である点を活かし
リスクを大きく取ることができれば
5年の短期間で金融資産を大きく増やせる可能性があります
これらの特徴から
NISAは
『短期間でリスクを取りつつ”柔軟に”投資をしたい方向け』
と言えます
つみたてNISAの特徴
つみたてNISAは2018年に誕生した
を想定したジュニアNISAに続く第3のNISAです
所々、中身が一般NISAと違います
確認していきましょう!
✓購入できる金額は年間40万円まで
✓非課税期間は20年間
✓投資可能期間は無制限(現在)
✓ロールオーバー(資産移管)できない
✓拠出(入金)は積立のみ
✓投資対象の幅が狭い
ここまでがつみたてNISAの特徴です
年間で購入できる金額は40万円までとなり、
拠出の方法も積立てのみであることから
月の投資金額は33,333円が限度となります
逆に非課税期間は20年と長く、
ロールオーバー出来ないにしても
ゆとりのある資産運用が可能です
長期運用を意識した制度なので
✓もっと多くの資金を投資したい
こういった方には向きません
ただ、
つみたてNISAが圧倒的に有利な条件として、
20年間の非課税期間があります
『20年は長すぎる…』
と思うかもしれませんが、
複利効果を使えば資産をケタ違いに増やすことができます!
仮に
・MAX20年間
・年利5%(平均より少し高いくらい)
で運用した場合、
以下の図のように20年後の資産は
約2,000万円に届きます!
まさに『お金がお金を産む』というわけです
先程の一般NISAとは逆に
✓退職金の代わり
✓数千円から数万円で少額投資したい
という方におすすめできますね!
これらの特徴から
つみたてNISAは
『長期間でリスクを抑えて”じっくり”投資をしたい方向け』
と言えます
2024年から新NISAになる
実は2024年からNISAは新制度に移行します
年間最大120万円だったのが
122万円に非課税枠が増枠されます
(つみたてNISAは変わらず年間40万円です)
また投資枠も
2階 → 年間102万円
の2階建て構造になり、
投資商品もより分散されるようになりました(以下の図を参照)
新規開始期間にも大きなテコ入れがあり
このように期限が伸びたことで、
自分の投資スタイルに合わせやすくなりました
例えば20代・30代の方は
先にNISA枠(一階部分のみ)を5年使い、
『その後つみたてNISAにロールオーバーする』
“実質25年の非課税枠“という方法も考えられます
逆に50代・60代の方は
前者よりも比較的に資金が多いため、
NISA・つみたてNISAを
老後のライフプランに合わせて選択すれば良いでしょう
いずれにしても、
新NISAは資産形成に是非とも活用したい内容となっています
見逃さないようにしましょう!
どちらを選べば良いか?
ここまでそれぞれの特徴をお話ししてきましたが、
『結局、今から始めるならどちらが良いの?』
という話ですよね…
結論を言ってしまうと、
皆さんのライフプランによります
という回答になるのですが、
それではアバウトすぎるので
いくつか例を出していきましょう!
投資初心者の場合
『投資なんて全くしたことがない』
『NISAで投資デビューします』
という投資経験がない方なら、
つみたてNISAがおすすめです
その理由としては
✓拠出の方法が積立のみなので”ほったらかし投資“ができる
✓毎月最大33,333円までと少ない金額から投資できる
これらが挙げられます
中身から分かる通り
投資の割に”ローリスク“であるため、
『まずは安全な銘柄に無理なく少しずつ投資をしたい』
という初心者の希望に沿った仕組みです
また、
投資に回せる資金においても
投資初心者がいきなり10万円・100万円を「ポンっ」と用意することは
簡単ではありません
まずは小額から始めることで、
投資の知識を増やしていくのが良いでしょう
投資経験者の場合
『自分は投資歴○○年です』
『自分でポートフォリオを組んでいます』
という投資経験がある方なら、
一般NISAがおすすめです
その理由としては
✓投資資金に余裕がある
✓いつでも拠出できるので資産配分を調整しやすい
✓年間120万円の非課税枠を無駄なく使える
これらが挙げられます
投資経験者のほとんどは
NISA以外でもポートフォリオを組んでいるはずなので、
拠出に制限があるよりも自由がある方が
自分がイメージした資産配分に
より近づけることができます
投資資金も
『毎月○○万円は投資に回す』
と収入の一部を既に投資の種銭としている方が多いので、
仮に
の資産を築けた場合、
その「売却益/含み益」は非課税となるため
✓この資金を別の金融資産に回す
このように投資の幅を広げることができるのです
またあえて投資せず、
約600万円の資産を5年という短期間で築いて
“円“として持っておくのも良いかもしれません
そこは投資経験者の判断次第といったところですね
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は『NISAを選ぶならどちらか』をテーマにお話してきました
まとめておきましょう!
・短期投資は『一般NISA』、長期投資なら『つみたてNISA』
・投資初心者は『つみたてNISA』、投資経験者は『一般NISA』
結論、
こんな感じですね!
投資目的に関しては以下の記事で詳しく紹介しています
ただ、
どちらを選ぶにせよ
NISAは投資初心者の方に一番オススメの投資です
「頭であれこれ考えるよりまず行動」
少しでも行動して、自由な人生を目指しましょう!
ここまで参考になれば嬉しいです
では、また次の記事で~