【投資】米国ETFはいくらから買付していけば良いかを解説

投資



皆さんこんにちは!

ゆきかぜです

今回は米国ETFの購入を検討している方向けに

米国ETFはいくらから買い付けするのが良いのか?

というテーマでお話ししていきます

具体的に

・購入する際に発生する手数料
・最低購入金額

など米国ETFの特徴に触れて解説していきますね!

ETFが何が分からないという方は

先に以下の記事を読んで頂ければ幸いです

ちなみにこの記事では

楽天証券を開設してることを前提に話を進めていきます

まだの方向けにこちらに参考記事を貼っておきます

ではいきましょう!



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【結論】米国ETFはいくらから買うべきか?



まず結論からお話しします

米国ETFの買付は『手数料をどれだけ抑えたいか』で変わります

これは投資全般に言えることですが

基本的に投資は手数料を抑えることで

その分利益を上乗せすることができます

投資の手数料は様々ですが、

ここで言う手数料は『買付手数料』を指します

そのため、

手数料を低くしたいなら一気にまとめて買付
手数料を気にしないなら小額を毎月分散して買付

となります

この定義には楽天証券での『米国ETF・買付手数料の上限額』が関係します

このあと詳しく解説しますね

それからもう一つ、

米国ETFには『最低購入額』というものがあり

100円単位で購入可能な投資信託に比べると

一株買うのに数千円から数万円の資金が必要となります

つまり、

ある程度の軍資金がなければ厳しい…

ということも先にお伝えしておきます

これらを前提としてお話ししていきますね



買付手数料から考察



まずは以下の図をご覧ください

出典:楽天証券HP

こちらは楽天証券で米国ETFを買う時の『手数料』を表した図です

ご覧の通り、

4,444.45ドル(日本円で約50万円)以上は手数料が20ドルで天井となるため

100万円買付しようが1,000万円買付しようが

手数料は変わりません

しかし、

米国ETFをこの金額以下で買付した場合は

約定代金の0.495%が手数料として差し引かれるため、

仮に10万円分買付すると495円が手数料として取られます

さらにこれを毎月10万円ずつ一年間続けた場合、

【 495円 × 12ヵ月 = 5,940円 】

が手数料で消えていきます

せっかくの配当金も投資金額次第では手数料負けとなりますね…

これを考慮すると

毎月コツコツと定期買付するよりも

一年に1回、もしくは2回のペースでまとめて買付する方が

手数料の額面で見るとかなりお得に買うことができます

とは言え、

はじめたてで50万円以上もいきなり投資は厳しい…

という方が多いかと思いますので

最初は手数料は気にせず毎月コツコツと投資していけば良いでしょう

大きな資金での買い付けは

資産規模が大きくなってから考えれば大丈夫です

ちなみに

約定代金が2.22ドル以下の場合は手数料0円

と書いていますが

これを日本円に直すと約250円であるため、

先ほどお伝えした通り数千円・数万円から成る米国ETFを買付するには

あまり現実的な条件ではありません

ここまでまとめると、

2.22ドル(約250円)以上4,444.45ドル(約50万円)未満の場合は

買付手数料が掛かるため、

お得に買うなら4,444.45ドル以上で買付すれば良い

これを頭に入れておきましょう!



最低購入金額から考察



続いて最低購入金額を見ていきましょう

以下の図をご覧ください

こちらは米国ETFでも人気の高い”高配当ETF”『SPYD』です

ちなみにSPYDについて知らない方用に参考記事を載せておきます

買付を行なう場合、

現在値》と書かれた部分を基準に購入するかを検討します

SPYD現在の一株当たりの価格は39.35ドルなので

日本円に直すと約4,300円となりますね

これが今買付した場合の最低購入金額です

では、

さらに掘り下げて買付画面も見ていきましょう

上から順番に

  • 数量・・・購入したい株数を入力(一株なら”1″を入力)
  • 価格・・・値段を指定するのが「指値」、値段を指定しないのが「成行」
  • 執行条件・・・基本触らないので「本日中」で良い
  • 決済方法・・・円で買うなら「円貨決済」、ドルで買うなら「外貨決済」
  • 口座・・・利益に対する確定申告をしてもらうなら「特定」、自分でするなら「一般」

とありますが難しく考える必要はありません

価格の指定が難しいなら「指値」で良いですし、

決済方法も楽天証券においては

円/ドルどちらで購入しても手数料に大きな差はないので

初心者は基本「円」で良いでしょう

一応、

前もって銀行で円からドルに換えてから買付して安く買う方法もありますが

めんどくさいので僕はやっていません

で、

結局いくらから買付していけば良いの?

という話ですが

本音を言えば”最低購入金額が底をつくまで待つ“ことが望ましいです

ただ現実的に考えてそれは難しいため、

購入金額の損得のみを重視するなら

ドルコスト平均法】で一定金額を定期買付していく方法が

一番損をしにくい買い方になります

ドルコスト平均法については

以下の記事で紹介していますので参考にしてください



一括投資するなら暴落時を狙うのもあり!



一括投資をするなら『今!』というタイミングがあります

それは『暴落時』です

これを聞くと

暴落時なんかに買って潰れたら大損じゃないか!

と思うかもしれませんが、

米国ETFの強みの一つに『分散投資が効いている』という点があります

例えば、

先ほど紹介したSPYD

高配当の会社を80社ピックアップした構成銘柄であるため、

その中の1つがたとえ倒産しても

また新しく高配当の一社が追加される仕組みになっています

つまり、

折れても替えが利く「シャー芯」と思って貰えれば良いです

もちろん個別株の様に”一社のみ”の場合、

暴落時の集中投資は推奨しませんが

リスクヘッジが効いている米国ETFならではの特徴を活かした

投資戦術』と言えます

とは言え、

そう都合よく暴落が来ることもないので

一括投資で米国ETF買付を検討されている方は

来るべき時のために余剰資金の確保を急ぎましょう



分散投資するならSBI証券を活用!



分散投資で米国ETFを買付したい方におすすめなのが

SBI証券の『米国株式・ETF定期買付サービス』です

こちらは皆さんが選定した銘柄毎

・設定株数
・設定金額以内の単元株

を定期的に買付するサービスです

例えば

SPYDを毎月15日に10株買いたい場合

買付日や決済方法、株数などを最初に細かく設定すれば

あとは完全放置で大丈夫です

注意点としては、

外貨決済で設定をすると

住信SBIネット銀行からSBI証券への外貨入金は手動となるため、

完全な自動買付にはならないということです

不安な方や半自動が面倒な方は

円貨決済なら全自動になるのでそこは手数料と相談しましょう



まとめ



いかがだったでしょうか?

今回は『米国ETFはいくらから買付していけば良いか』を解説してきました

おさらいしておきましょう!

米国ETFの買付は『手数料をどれだけ抑えたいか』で変わる

手数料を低くしたいなら一気にまとめて買付 = 4,444.45ドル(約50万円)以上

手数料を気にしないなら小額を毎月分散して買付 = 4,444.45ドル(約50万円)まで

結論、

まずは自分の投資目的を明確化し、投資プランに沿った投資を心がける

こんな感じですね!

投資の金額を洗い出すことも大切ですが、

それ以上に投資目的に沿った投資をすることで

再現性が高い投資ができます

いつまでに・どんな方法で・何に投資して・どれだけの金額を目指す

こういった掘り下げた目標を持つことが一番大切ですね

羅針盤なしで船は目的地に着けません

投資でも副業でもまずは目的を持ちましょう!

ここまで参考になれば嬉しいです

では、また次の記事で~



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