【投資】米国株を始めてみよう!初心者にオススメしたい米国ETF『SPYD』を紹介!

投資



皆さんこんにちは!

ゆきかぜです

今回は『これから米国株を始めてみようかな』という方向けに

僕も投資しているオススメ米国ETF『SPYD』を紹介したいと思います

前回紹介の米国ETF『HDV』↓

前々回紹介の米国ETF『VYM』↓

に続いて今回は”第三弾“となります

また、

話の前提として『ETFって何?』という方は、

以下の参考記事を読んでみて下さい↓

この記事では

・SPYDについて
・配当利回りと分配期間
・基準価格の推移
・経費率
・構成銘柄

これらについて

初心者向けに「なるべく分かりやすく」解説します

既にETFを投資している方は物足りないかもしれませんが、

自分の投資の視野を広げたい方は必見です!

ではいきましょう



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SPYDについて

まず『SPYD』についてお話していきます

前回紹介した米国ETFのHDVと同様に

アルファベット三文字で略されていますが、

正式名称は《SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当ETF》といいます

誕生したのは2015年とまだ歴史が浅い商品ですが、

世界のあらゆる投資家の採用率が高い人気のETFです

米国の名だたる企業が集まる「S&P500」の中から

配当が”高い80銘柄”をピックアップして構成しています

【S&P500高配当指数】の価格と利回りのパフォーマンスに

連動した結果を目指す上場投資信託ですね

世界三大運用会社【ステートストリート】が販売している商品ですので、

法的整備がなされており信頼性が高いのも特徴です

以下の図をご覧頂くと、

SPYDセクター ゆきかぜ作成

前回紹介したHDVが

ヘルスケア・エネルギー』に重きを置くETFだったのに対して

SPYDは『金融・不動産』が約4割を占めています

特に不動産に関しては、

VYMにもHDVにも採用されていないセクターになります

この不動産は【REIT】と呼ばれる”不動産投資信託“に似た値動きをしますので

利回りが高くなる可能性があり、

ミドルリスク/ミドルリターンの運用成果を期待できます

つまり、

『VYM』や『HDV』などの米国高配当ETFとSPYDを一緒に投資すれば

高利回りを期待できるポートフォリオを自動的に作ることができます

これでお互いの足りない部分を補完できるため

安定して配当金を得ることができます

簡単に言えば《健康》と同じですね

「肉ばっかり」「野菜ばっかり」取るのではなく、

バランスを大切にした状態が良いということです

SPYDが配当金重視である性質上、

キャピタルゲインではなくインカムゲインで資産を増やしたい方向けのETFといえます



配当利回りと分配期間

配当利回り

SPYDの配当利回りは2021年1月現在《4%》前後となっています

流石【高配当】と言えるだけの利回りをしていますね

高配当の基準が分からない方向けに分かりやすく例を出すと、

投資の神様“と言われているウォーレン・バフェット氏

お墨付き“のS&P500の投資指数が2%弱であるため

その約2倍の配当を叩き出していることになります

また、

  • 米国市場全体がこの10年で成長し続けている点
  • 構成銘柄の中には増配も期待できる企業が多い点

以上を考慮すると、

これからさらに配当利回りが上がる可能性が高いです

現に2015年から2019年の5年間

SPYDのリターンは約1.5倍に成長しています

米国企業というのは日本企業と違い、

株主還元を重要視しています

配当金を多く出すことで株主からさらに資金調達できるからですね

SPYDは2015年誕生でまだまだデータ不足な点が否めませんが、

S&P500自体もこの10年間で長期的に右肩上がりの配当金でしたので

これから成長していく可能性に充分期待できます

分配期間

SPYDの分配期間は年に4回(3月・6月・9月・12月)あります

つまり三カ月に一回ペースで分配金が貰えるってことですね

ここはVYMやHDVと変わりません

仮に100万円投資していれば、

それを先ほどお伝えした約4%の利回りで運用してくれるので

年4万円の不労所得になるということです

皆さんの中で眠らしているお金がある方がいれば、

SPYDに投資してみてはいかがでしょう?

ただし、

配当金を貰う大前提として”権利落ち日”が来るまでに株を保有しておかなければいけません

過去のデータから振り返ると、

SPYDの配当権利落ち日は『第四週の前半』が多いです

第二週、遅くても第三週の権利落ち四営業日前までに保有しておきましょう



基準価格の推移

直近一年間】の価格推移は以下の通りです

出典:Bloomberg

2020年3月を過ぎた辺りから”コロナショック“で大きくマイナスとなりました

これに関しては他の株式も一斉に落ちていますので

SPYDに限ったことではありません

ただ、

VYMやHDVに比べて一番大きく下落し、回復速度も一番遅かったETFでもあります

現在はゆっくりとですが回復を見せていますので、

今後の活躍に期待できそうです

SPYDは『高配当ETF』なので

持ち続けることに意味があります

先ほど紹介した通り、

4年で約1.5倍」という成長率を鑑みて

ドルコスト平均法で資産を着実に増やしていきましょう!


経費率

SPYDの経費率は【0.07%】となっています

VYM・HDVと比較しても正直大差はありません

個別株・投資信託で見ると非常に割安な経費率となっています



構成銘柄

SPYDの構成銘柄は80銘柄で成るため、

その中から【上位10銘柄】をピックアップしています

以下の図をご覧ください↓

出典:Bloomberg

不動産・金融が中心のSPYDでは

正直、日本人に馴染みのない企業ばかりです

年二回組み入れ銘柄が変更されるので、

成績次第では”次回も同じメンバー”というわけにはいきませんが

共通点としてはどれも配当利回りが高い企業であることです

仮に組み換えをされても、

過去のデータから同じくらいの配当利回り企業が抜擢される可能性が高いので

そこまで心配する必要はないでしょう

ただ、

不動産・金融は『景気敏感株』です

下がる時は”ガツん“と下がりますのでその点を考慮した投資を行ないましょう



まとめ

いかがだったでしょうか?

今回初心者向けに『SPYD』について解説してきました

要点を抑えておきましょう!

  • SPYDはステートストリート社が運用している【米国高配当ETF】
  • 【80銘柄】から成り、高いトータルリターンに期待できる
  • 配当金は【年に4回】《3月.6月.9月.12月》
  • 配当利回りは【4%前後】と米国ETFの中では高配当
  • 経費率は【0.07%】と割安
  • コロナショックで他の米国ETFに比べて一番暴落したが、現在はゆっくりと回復している
  • 増配株・高配当株かつ、金融・不動産銘柄が中心で構成されている

結論、

初心者が買っても失敗しにくく、インカムゲインで資産を増やしたいならSPYDがオススメ!

こんな感じですね!

SPYDをはじめとした【米国株ETF】は購入・運用に知識が入りません

楽天証券から海外株式で『SPYD』と検索し、

購入ボタンを押すだけで完了です

もし、

皆さんが今も10年後も使う見込みがないお金(貯金)があるのなら、

僕は米国ETFに投資することを強くオススメします

魅力がたくさんある米国ETFに小額からで良いので投資して

自由な人生を目指しましょう!

ここまで参考になれば嬉しいです

ではまた次の記事で~



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