皆さんこんにちは!
ゆきかぜです
皆さん、投資の調子はどうですか?
まだ始められていない方は早めの「仕込み」が大切です
その理由はなぜか?
『《複利》がボディーブローのように効いてくるから』
なんですね~
さて、今回は
あの『相対性理論』で有名な物理学者“アインシュタイン”が
『人類最大の発明だ!』
と言った「複利」についてお話していきます
この記事を読むと
・複利のメリット/デメリット
が分かります!
『投資信託で「複利の効果」ってワードが出てきたけど何のことか分からない…』
『投資を始めたけど、どうやって儲かるの?』
という方は分かりやすく解説しますので
是非最後までお読み頂き、知識を深めて下さいね!
ではいきましょう!
複利の効果とは?
では、早速結論からお話しします
複利とは
投資信託などの運用で出た利益を「再投資」することで利益が利益を生む仕組み
のことを言います
…。
『う~ん、分からん…』
という方のために分かりやすく言うと
時間と一緒にお金がお金を増やしてくれる仕組み
これを複利効果と言います
さて、皆さん
お金ってどうやって貰いますか?
例えば僕のようなサラリーマンは
毎日「定時に出社して定刻まで働く」ことで
会社から『給料』という形でお金を貰います
要は時間の切り売りですね
しかし、
複利は違います
お金がお金を運んでくるのです
これでも『意★味★不★明^^』という方のために、
数字で成行を見てみましょう!
例えば
【100万円を投資信託で3%で運用する場合】
1年目は100万円+3%=103万円
となりますよね
しかし、2年目も同じく3%で運用すると
103万円+3%=106万900円
となるのです
そうです!
3万円以外に900円増えているのです
もう一度、見てみましょう
投資信託に回して増えた103万円が、2年目になると106万900円で3万900円増えています
元手の100万円を3%で運用して
1年目→3万円
この3万円が働いてくれて
2年目→3万900円
つまり、この900円が
お金がお金を増やしてくれた
という複利効果なのです
さらにこれを頑張って20年間続けると
なんと180万6000円になります!
コレって凄くないですか?
放置するだけでほぼ倍になっています
貯金では利息があるとはいえ、流石にここまでは増えません
100万円の資産を投資に回す事でお金がお金を生み、
最終的に約80万円も増やしてくれるのです!
これが複利の効果です
複利効果をよりお得に再現したいなら
つみたてNISAやiDeCoがオススメです!
これらには投資信託などで出た利益に税金がかかりません
つまり、
儲けた分だけ再投資できるのです!
節税にもなるので、投資に抵抗がある方にもオススメできます
以下の記事でそれぞれ詳しく紹介していますので
合わせてご参考下さい
つみたてNISA↓
iDeCo↓
複利のメリット
はい
ではメリットを解説していきます…
と言いたいところですが、
先ほど紹介した【時間でお金がお金を増やす特徴】が複利の最大のメリットです
「特徴が本体」ってことですね(笑)
では、
『他にメリットはないのか?』というと
もちろんあります
見ていきましょう!
①資産形成が早い
こちらは、
お金がお金を増やす特徴の『応用』になります
先ほどの100万円の例のように
毎年、数パーセントで運用すると
それに応じて運用益が発生します
これについては学んできましたね!
その資金を再投資するのですが、
再投資することにより元本(先ほどの例では100万円)が増えていきます
そうするとどうなるでしょうか?
この図のように
1年、5年、10年、20年と
時間が経つに連れて元本(雪だるま)が大きくなっています
特徴の部分と被りますが
資産形成のスピードが速い
という点は
投資で結果を出す上では非常に重要です
例えば、20代の今から資産形成して
・90代で2,000万円
皆さんはどちらが良いですか?
当然、前者ですよね
死ぬ時にお金を持っていても意味がありません
このように複利運用は長期間の資産形成が有利になるように
サポートしてくれる手法なのです
②様々な資産運用で活躍できる
投資信託でお話を進めていますが、
この複利効果は株式投資やFXなどの
資産運用でも活躍します
株式投資で言えば、
大体、年に2回(決算月の9月/3月)に
分配金として株主に支払われます
この分配金で投資銘柄を購入(分配金再投資)することで
同じように元本(雪だるま)を大きくすることができます
最近では、
株式投資でも分配金を自動で再投資してくれるサービスが増えているので
初心者でも実践しやすくなっています!
複利のデメリット
では、デメリットも忘れずに見ていきましょう
①資金拘束される
複利を用いた運用は
確かに雪だるま式に元本を増やしていけるのですが、
それは
長期間、自分の資金が拘束されることを意味します
せっかく利益が出てもそれを再投資に回すので
キャッシュフロー(=現金の流れ)が悪くなります
投資資産を現金化できるのも
『今から20年後です★』
とかザラなので
資金凍結されても良い資産と生活防衛資金を分けて
無理のないように運用するのが良いでしょう
②ものによっては損失が発生する可能性がある
株式投資やFX、一部の投資信託では
会社倒産、暴落、世界状況の悪化などが原因で
損失を被る場合があります
毎年毎年、雪だるま式に増えれば良いのですが
当然ガクんと暴落する場合があります
最近で言えば「コロナショック」ですね…
これに関してはどの手法を使っていても落ちるときは落ちますので
一概に複利効果だけとは言えませんが、どちらにせよ
前もってリスクを抑えることが重要です
例えば、
- 『再投資型』の投資信託に投資する
- 楽天証券で楽天ポイント、ネオモバイル証券でTポイントで投資する
- ドルコスト平均法で投資する
など複利運用と『併用』して
リスクを下げる努力をしましょう!
ちなみに、
ドルコスト平均法についてはこちらの記事↓
で紹介しています
『投資期間中に何かしらのデメリットは発生するだろう』という心構えで
リスクヘッジしつつ投資しましょう!
単利とは?
おまけになりますが
単利についてもお話ししておきます
複利は投資元本とその利益に利息が付くというものでしたが、
単利は『投資元本のみに利息が発生すること』をいいます
身近なもので言うと『定期預金』ですね
例えば、
100万円を年利3%で預けると
翌年には3万円増えて103万円になります
複利だとその3万円も組み込んだ利益計算になりますが
この3万円は元本から切り離されるので
翌年は同じ100万円に利息が付くことになります
そして、
この3万円は期間が来たら自動的に通帳に振り込まれますので
『投資元本は増えなくてもいい』
『毎年貰える自由なお金が欲しい!』
という方には良いのかもしれません
『毎月分配型の投資信託』もこの単利に当たりますが
オススメできません
その理由はこの記事↓
で紹介していますのでご覧ください
僕は断然、複利派ですので
資産運用の大部分を複利で増やしています
単利は貯金だけしかありませんね
皆さんも自分に合った方で運用していきましょう
まとめ
いかがだったでしょうか?
本日は『複利』と『その効果』について解説してきました
忘れないようにおさらいしておきましょう!
- 複利とは、時間と一緒にお金がお金を増やしてくれる仕組み
- 基本的には得た利益を再投資することで元本を増やせる
- 時間が多い方が有利であるので、つみたてNISAやIDeCoがオススメ
- メリットは、『資産形成が速い点』と『様々な資産運用で使える点』
- デメリットは、『資産拘束される点』と『損失が出るかもしれない点』
- ドルコスト平均法などで、リスクヘッジすることでデメリットは抑えられる
こんな感じですね!
複利はアインシュタインが言うように
人類最大の発明だと思います
そんな素晴らしい発明品なら
『使うしかないよね!』
と僕は思います
これは、いつも言っている
「やるかやらないかの話」に繋がります
先人が残してくれたこの知恵を活かすか無駄にするかは
『あなた次第です』
「知識を得た」のなら、次は「行動に移す」ことをしましょう
きっと将来『やって良かった』と思いますよ?
少しでも行動して、自由な人生を目指しましょう!
以上、
参考になれば嬉しいです
ではまた次の記事で!