皆さんこんにちは
ゆきかぜです!
え~、
まず初めに私事ですが
Googleアドセンスに合格しました!
日々、当方のブログを読んで頂いている方や応援して下さった皆さんには
この場を借りて御礼申し上げます
これからも自由な人生を目指すための知識を投稿していきますので、改めてよろしくお願いします
と、言うことで
今回は
個別株投資をする上では無視できない
『ROE』と『ROA』について触れていきましょう!
この記事では
・ROEだけで判断すると危険な理由
について分かりやすく解説していきます!
『これから個別株投資を始めたい!』
『そもそもROEとROAって何?』
という方は、難しい内容なので1回で理解しようとせずに
読み返して知識を深めてもらえれば幸いです
それではいきましょう!
ROEとは?
ROEとは、
自己資本比率(=Return On Equity)
を指しており
投資家から集めたお金を使ってどれだけ利益を上げているか
を数字で示しています
『これの何が重要なの?』
と思われた方いると思いますが、
このROEの数値が高い会社ほど
効率良く投資金額に対して利益を上げてくれている会社
と考えて貰えれば良いでしょう
つまり、
僕ら投資家にとってROEの数字が高い会社は
株主に対して投資した見返りをたくさん還元してくれているわけです
こちらのROEには計算式があり
《 ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100 》
で求める事ができます
難しそうな用語が出てきましたが、
- 当期純利益とは、企業がこの1年間で稼いだお金
- 自己資本とは、株主から預かったお金
と考えましょう
分かりやすいように図を作ってみたのでご覧下さい↓
A社とB社のROEの比較ですが、
同じ100万円の自己資本に対して
- A社→ 5万円 ÷ 100万円 × 100 = 5%のROE
- B社→ 50万円 ÷ 100万円 × 100 = 50%のROE
つまりこの図からは、
B社の方がA社より、10倍効率良く投資金額を回せている
と読み取れます
数字にしてみると簡単ですね!
ちなみにROEの数字が10%以上の会社は
一般的に『優良企業』と呼ばれます
覚えておきましょう!
ROAとは?
続いてROAですが、これは
総資産利益率(=return on assets)
を指しており
総資産を使ってどれだけ会社が利益を上げたか
を数字で示しています
会社の『利益』が増えれば、ROAの数値が『高く』なり
会社の『総資産』が増えれば、ROAの数値が『低く』なります
つまり、
このROAの数値が高いほど
経営効率の良い会社
ということです
こちらのROAにも計算式があり
《 ROA = 当期純利益 ÷ 総資産 × 100 》
で求める事ができます
総資産とは、名前の通りその会社の全ての資産です
“総資産”と言うと聞こえは良いですが、
その資産の中には銀行からの借入などの『負債』も含まれます
総資産は《 自己資本 – 負債 》で求める事ができますね
では、
こちらも図を使って見ていきましょう!
A社とB社のROAの比較ですが、
同じ1,000万円の総資産(自己資本 + 負債)に対して
A社→ 10万円 ÷ 1,000万円 × 100 = 1%のROE
B社→ 100万円 ÷ 1,000万円 × 100 = 10%のROE
B社の方が10倍数字が高いので、
B社の方がA社より、10倍効率よく総資産を回せている
と読み取れます
また、先程のROE同様
ROAの数字が7%以上の会社が
一般的に『優良企業』と呼ばれます
ROEと合わせて覚えておきましょう!
ROEだけで判断すると危険な理由
さて、おさらいとして
1つの会社をROEとROAを見ていきましょうか
上の図は、ROEで見た会社の成績ですね
『ROEが20%とか超優良企業じゃん!』
と思われた方
確かにROEだけで見たら当期純利益が2000万円なので
優秀ですよね…
では、ROAで見た会社の成績は
どうなるでしょうか?
なんと、
総資産の『9割が負債』となっています
それを踏まえた当期純利益が2,000万円となると
総資産が10億円あるのに2,000万円しか稼げてない
ということです
数式に当てはめると、
2,000万円 ÷ 10億円 × 100 = 2%(ROA)
となりました
皆さん、
果たしてこの会社は「優良企業」と言えるでしょうか?
これがROEだけで判断すると危険な理由です
投資判断は自己責任とお伝えしていますが
個別株を買うなら
この落とし穴に注意しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
本日は『ROE』『ROA』について学んできました
おさらいをしておきましょう
- ROEは、自己資本比率(=Return On Equity)
- 投資家から集めたお金を使ってどれだけ利益を上げているかを指す
- 数値が高いほど、投資資金に対して利益効率の良い会社
- 計算式は、《 ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100 》
- ROAは、総資産利益率(=return on assets)
- 総資産を使ってどれだけ会社が利益を上げたかを指す
- 数値が高いほど、経営効率の良い会社
- 計算式は、《 ROA = 当期純利益 ÷ 総資産 × 100 》
- ただし、ROEだけで投資判断をするのは危険
- 投資の際には、ROAも見て検討する
こんな感じですね!
ROEやROAなどのいわゆる“専門知識”は
『個別株投資に興味あるから調べてみよう』
と思った方にしか出会えない内容だと思います
普通に生活していてROEやROAなんて要りませんからね(笑)
でも、個別株投資に限らず
「現状を変えたいから何かしら調べる」
というのは
素晴らしいことだと僕は思います
知識を得たなら、あとは“行動あるのみ”です
少しづつでも行動し自由な人生を目指しましょう!
ここまで参考になれば嬉しいです
では、また次の記事で~