こんにちは!
ゆきかぜです
今回はこちらの記事↓
その“第二弾”ということで
インデックスファンドを選ぶ際に注視したい
『信託期間』についてお話していきます
結論から言うと、
信託期間を重視しないと投資で利益を上げられない可能性があります
前回、インデックスファンドを選ぶ際に
『取引手数料は極力安い商品にしましょう!』
とお伝えしました
しかし、取引手数料が安くても
- 信用がない
- 長持ちしない
こういったファンドを選んでは利益を大きく減少させてしまいます
この記事では
・オススメの銘柄紹介
を分かりやすく解説していきます!
インデックス投資は10年・20年単位の『長期戦』です
スタートダッシュである「ファンド選び」からつまづかないよう、
しっかり見ていきましょう!
信託期間とは?
信託期間とは
投資信託の『設定日』から『償還日』までの期間をいいます
簡単にいえば
投資信託の寿命
と思っていただければいいです
例えば
信託期間が【2030年3月31日】と決まっている場合
『今から10年後の3月末で終わり』
と分かります
中には【無期限】と記載されている投資信託も存在しますが
この場合、
こちらのファンドはそもそも運用期間が分かっていないので
唐突に終わりが来るかもしれませんし、
自分が生きている間には、償還日が来ないかもしれません
こういった観点から
償還日が決まっているファンドよりも長く運用される可能性が高いので
無期限の投資信託は長期投資に向いていると言えます
この設定日と償還日を把握していないと
せっかく長期積立しても大した成果を得られません
- いつから運用なのか
- いつまで運用なのか
選ぶ際はこちらを必ず確認しておきましょう
ファンドの設定日
投資信託の運用が開始される日を『設定日』といいます
この設定日は
銀行や証券会社などの販売会社が
皆さんから集めたお金を使って
『このファンドを今日から運用します!』
と決めた日…
つまり人間で言えば
“誕生日”というわけです
ではこの設定日を基準にどう選べば良いのでしょう?
僕のオススメとしては
直近3年以上のファンドが良いでしょう
主な理由としては
- 信用がある程度ある点
- 過去の運用実績を確認できる点
この2点が挙げられます
設定日が直近すぎて実績がないと、
『ちゃんと運用して成果を出してくれるのかな…』
と心配ですし、
どれだけの配分でポートフォリオを組めば良いか
判断しにくいですよね?
このファンドに投資して良いかを設定日から判断するなら
3~5年分遡ってチェックすると良いでしょう
訳の分からないファンドに大金を投資するのは
正直、初心者にはリスクが高すぎます
“信じて託す投資”が『投資信託』なのですから、
内容が薄いファンドへ簡単にお金を預けてはダメなのです
ファンドの償還日
投資信託の運用が終了する日を『償還日』といいます
償還日を迎えたファンドは
終了した時点で持っている投資口数に応じて
その投資信託の純資産の基準価格を基準に投資家へ支払われます
この償還日は
『この日に終了する!』ではなく、
あくまで『大まかにこの日を予定している』
くらいに思っておいた方が良いですね
ファンドの運用成績や資産減少により途中で終了する場合もあります
人間で言えば
“人生を卒業する日”になるので
投資において、いきなり来てもおかしなことではありません
この償還日を取り入れたファンドの選び方としては
償還日が直近のファンドを選ばないことです
具体的な期間でいえば
10年未満は要検討です
主な理由としては
- 購入した日から早々と運用が終了したら利益が出ないという点
- 償還日が近いファンドは雑な運用になる可能性がある点
この2点が挙げられます
インデックスファンドの特徴は
長期投資で複利を効かせて資産形成する
ため、運用開始後すぐに終わってしまっては
資産を増やせないのです
また、極端な話になりますが
今から1年後に償還日になるファンドと
今から10年後に償還日になるファンドでは
運用会社の「力」の入れように差が出る可能性は十分にあります
『もうすぐ終わるし、別のファンドに力を入れて自社の運用成績を上げよう』
と考えるのは
人間の心理では「よくあること」なのです
期間が短すぎると、資産を選び直すという自身の手間も増えます
長い期間を償還日に翻弄されないように
最初の選択を間違えないようにしましょう!
信託期間で見たオススメ銘柄
それでは今回もこの僕、
ゆきかぜが実際に投資している銘柄の中から
信託期間重視のオススメ銘柄を紹介したいと思います!
前回同様、ファンドは初心者向けの楽天証券内から選定しています
第1位:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
インデックスファンドの代名詞ともいわれる『S&P500』ですね!
- 設定日は『2018年7月3日』
- 償還日は『無期限』
超有名・優秀なファンドですが、意外と運用開始日は最近ですね
3年以上をオススメしていますが
S&P500はそれ以上に成果が期待できるインデックスファンドなので
初心者の方は検討してみると良いでしょう!
第3位:楽天・全米株式インデックスファンド
前回は3位だった「楽天・バンガードファンド」が愛称のファンドです
- 設定日は『2017年9月29日』
- 償還日は『無期限』
設定日2017年9月なので
3位の『S&P500』より約9ヵ月早く運用されています
信頼度に関しては
世界三大運用会社『バンガード』が運用する上場投資信託(ETF)に投資しますので
かなり高いインデックスファンドだと言えます
償還日は『無期限』なので
長期投資に検討するのも良いでしょう!
第1位:eMAXIS Slim先進国株式インデックス
第1位は三菱UFJ国際投信の『eMAXIS Slim先進国株式インデックス』となりました
- 設定日は『2017年2月27日』
- 償還日は『無期限』
設定日が2017年2月なので
2位の『楽天・バンガードファンド』よりも7ヵ月早く運用されています
実は僕が初めて購入したインデックスファンドでもあり、
日本以外の先進国株式に連動した動きで運用してくれます
償還日も無期限なので、
つみたてNISAに活用できますね!
『米国が優秀なのは分かるけど、他の国にも同時に投資したい』
という方はオススメできるファンドです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「インデックスファンドの選び方~第二弾~」ということで
『信託期間』について学んできました
おさらいをしておきましょう!
- 信託期間とは、投資信託の『設定日』から『償還日』までの期間
- 設定日とは、ファンドの運用が開始された日
- 選ぶ基準としては『直近3年以上』が望ましい
- 償還日とは、ファンドの運用が終了する日
- 選ぶ基準としては『無期限』もしくは『償還日が直近ではないファンド』が望ましい
- つまり、信託期間とその間の状況(実績や信用)を購入前に確認することが大事
- 信託期間はあくまで一つの参考材料、自分の投資目的に合ったファンドを探す
こんな感じですね!
インデックスファンドを用いた『インデックス投資』は
将来の資産形成にもってこいな投資方法です
自分が取れるリスクにもよりますが
種銭が多い程だけ有利になります
貯金で数年間、眠らしている余剰資金があるなら
自分が回せる分を回した方が将来かなり楽できます
いつも言っていますが、
結局
やるかやらないかです
少しでも行動して、自由な人生を目指しましょう!
ちなみに、インデックス投資について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご参考ください↓
ここまで参考になれば嬉しいです
また、
この記事を読まれた方が少しでも投資に興味を持っていただければ幸いです
では次の記事で!