【貯金】国がお金を支給する!?ベーシックインカムについて解説!

貯金



こんにちは、ゆきかぜです!

今回はベーシックインカムについてお話したいと思います

ベーシックインカム?何それ?

聞いたことあるけどよく分からん!

って方は分かりやすく説明していますので

是非、最後まで読んで頂けると幸いです

この記事では、

・ベーシックインカムについて
・3つのメリット
・3つのデメリット

これをメインにお伝えしていきます

では、いきましょう!



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ベーシックインカムとは?



はい!

いきなり結論からお話します

ベーシックインカムとは、

国が全ての国民に必要最低限の生活ができる分のお金を支給する

という施策です

簡単に言えば、生活保護が全国民に支給されると思って頂ければ分かりやすいと思います

つまり、毎月数万円を何もしなくても貰えるわけです

そもそも、なんでこんな施策を打ち出すか

前提の話をすると、

主に生産効率を上げるためとされています

お金を給付することで生産性なんて上がるの?

と思われた方多いと思います

質問に質問で返してすみませんが、

皆さんは

・全て人間がモノを作る
・全て機械がモノを作る

どちらが生産性が高いと思いますか?

答えは当然、後者の機械による生産ですよね

人間では休憩が必要であったり、人によって仕事ができる人・できない人の差があります

これは仕方が無いことですよね

しかし、機械であれば半永久的に生産する事ができます

確かに機械にも寿命がありますが

定期的にメンテナンスを行えば、24時間フル稼働出来ますよね?

人間が衣食住している間も働いてくれるわけです

話がそれましたが、要は

機械が人間に代わってできる仕事は、機械に任せよう

ということです

これについては生産性を上げる点では、正しい選択だと思います

また、これに関しては

優秀な人間がいるなら、その人だけ雇って後は機械に任せよう

とも取れるわけです

夢みたいな話ですが、世界では担当が人間から機械に代わっていってます

・コンビニのレジ
・長距離トラックの運転
・AIによるプログラミング

この辺は既に実装されている国もありますよね

これにより、ヒューマンエラーを無くして効率最優先で経済を回そうという考え方です

では、実際にどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう!



ベーシックインカムのメリット



①子供が増える

まず1つ目は子供が増えるという事です

子供が欲しい家庭での1番の問題は、

養育費等のお金

これがダントツで多いです

6歳で小学校入学から22歳の大学卒業まで16年間

これを12ヶ月で割ると、

【 1,000万円 ÷ 192ヶ月 = 52,083円 】

月にだいたい50,000円掛かります

育てたくても、小中高大の学費だけで約1,000万円

そこに食事や衣料等の生活費が上乗せされる訳ですから

もう、目も当てられませんよね…

こうして少子化が進んでいってます

しかし、ベーシックインカムを導入するとどうでしょう?

ベーシックインカムの給付額は約7万円から10万円ですので、

余裕で賄うことが出来ます

しかも、国民全員に支給するので

家族が増えたらその分も貰えるわけです

似たようなことが直近でありましたね

はい、今年の6月から始まった10万円給付です

それを毎月貰えるのですから、

少子化にストップをかけれるかもしれません

②ブラック企業が減り、起業する人が増える

2つ目はこちらですね

ベーシックインカムで、国民全員に最低限生活できる金額を支給するのであれば

今の会社に留まらないといけない理由はありませんよね?

皆さんの中にもいらっしゃいませんか?

・生活のために、嫌な上司に我慢して勤めている
・昇格して固定給を増やす為に、厳しいノルマに胃を痛くしながら取組んでいる
・収入を少しでも増やすために残業、休日出勤をしている

要は、これが必要なくなるわけです

嫌な上司が居たり、理不尽な要求をされたら

じゃあ、辞めます

と言えちゃいます

これが、ベーシックインカムの力なのです!

また、

今まで能力のある方も会社に縛られていましたが

ベーシックインカムの煽りを受けて

そこから独立・起業する人が増えると言われています

これは素直に良いことですよね!

起業する方が増えると

その分、日本経済が回ります

日本人の勤勉さと努力家な面を活かしたら、

世界で戦えるすごい会社が出来そうな気がします

やはり、能力がある方を開花させるにもお金が必要です

ベーシックインカムで生活をバックアップし、

最悪、

起業に失敗しても生きていける

という安心感が独立の後押しになるでしょう

③社会保障が統一される

3つ目は政府のコストカットの話です

公的給付ってありますよね?例えば、

・年金
・介護保険料 
・健康保険料
・生活保護

これらがなくなり、ベーシックインカムにまとめる事で

無駄な時間と経費を削減できます

政府が良くなっても、国民は得しないじゃん

と思うかもしれませんが、

実はそうではありません

今まで人手不足で回せなかった人員を

  • 生活インフラの整備
  • 災害地域へのボランティア派遣
  • 地域事業活動の推進

に回す事ができます

皆さんの直接的なお金にはならないかもしれませんが、

お金に匹敵するサービスを受けることができます

また、サービスが向上することで

その地域に来てくれる方=お金を落としてくれる方

が多くなり、地域の活性化に繋がります

人が多く集まる場所は重宝されますので、

電車の路線が増えたり、

大型ショッピングモールが建てられたり

結果的に皆さんの生活も豊かに便利になります!

土地の価値が上がるなら

嫌らしい話、皆さんの土地の値段も上がるかもしれませんよ?(笑)

…。

はい、

ここまでメリットばかりを話してきましたが

当然、デメリットも考えられます

早速、内容を見ていきましょう



ベーシックインカムのデメリット



①働かない人が増える

まず1つ目ですが働かない人が増える

これですね、大問題です

メリット②でお話した

ブラック企業が減り、起業する人が増える

の逆効果となります

ブラック企業で散々、低賃金で働かされた方が

それなりの金額をタダで貰えるわけです

すると、

その反動で仕事自体をしない方が増えると言われています

まあ、これも考えられますよね

実際にベーシックインカムは生活保護の様なもの…

働かなくても生きていけるなら

働くことを放棄する方も中にはいらっしゃるでしょう

それが良いか悪いかではなく、

それを可能にできるのがベーシックインカムです

もちろん、働かない人が増えると経済の流れは鈍くなりますので

政府は困るでしょうが…

また、働かない人が増える副作用として

鬱になる方が増える

という点も無視できませんね

人間、何もしなくなると鬱になりやすいようです

確かに働かなくて良いなら

自由だー!!

って一時的に思えるかもしれませんが、

鬱になっていては人生豊かになったとは言えませんよね?

上記の理由で、僕はこれをデメリットと考えました

②財源不足に陥る

2つ目は、財源不足に陥る

ですが

これも最悪ですね…

万が一、国民の50%以上が

働かないおじさん or 働かないおばさん

になろうものなら

日本の経済はほぼ止まったも同然です

1部の働く人から集めた税金を

ベーシックインカムに回して給付する

働かない人はそのお金で必要最低限の生活をする

言葉が悪くなりますが早い話、『家畜』ですね

実際にはそこまで落ちぶれないと言われていますが、

これは正直、分からないところです

財源の拠出先は国民の税金

メリット③不要となった社会保障料から回す予定との事です

メリット②の様に、起業してくれる方が増えて経済が回れば何とかなりそうですね

しかし、ちゃんとした財源がなければ

毎月の支給額を下げるか、税金を上げるかして

国は財源確保に踏み切るでしょう

そうなると

最早、本末転倒ですね

③給付対象に格差が出る

最後のデメリットは

給付対象に格差が出る

という話ですが、

国民全員に配るんじゃないの?

と思われた方は多いと思います

しかし、その国民全員とは

日本人なのか、日本在住の方なのか、低所得者なのか

ハッキリしていません

つまり、支給対象を取ると言うなら

当然、貰える人と貰えない人が出てくるわけです

これってヤバくないですか?

例えば、日本在住の日本人で高所得者の場合、

国が『対象は日本在住の日本人で低所得者のみです〜

と言うと、

その人は高い所得税を収めるだけ収めてベーシックインカムによるリターンが全く無いことになります

僕がその立場なら

なんでやねん!高い税金収めてるんやから、コッチも貰わんとおかしいやろ!

と間違いなく言いますね(怒)

話がそれましたが

つまり、

国の方針により差別が起こる可能性があるという事です

全員が全員、同じ金額を給付出来れば良いのですが

デメリット②でもお伝えしたように

金のない所から金は出ません

かと言って、外国人だけ受給できなければ

最悪、国際問題にまで発展するかもしれませんね…

そうなると、

ベーシックインカム自体の存在意義が問われます

この施策が日本で採用されるには

まだまだ時間が掛かりそうです…



まとめ



いかがだったでしょうか?

今回はベーシックインカムについてお話ししました

話の要点をまとめておきましょう!

・ベーシックインカムとは、国が全ての国民に必要最低限の生活ができる分のお金を支給すること
・その目的は、主に生産性を上げるため
メリット
  • 子供が増える
  • ブラック企業が減り、起業する人が増える
  • 社会保障が統一される
デメリット
  • 働かない人が増える
  • 財源不足に陥る
  • 給付対象に格差が出る

こんな感じですね!

実はヨーロッパの国々では既にベーシックインカムの実験投入が始まっています

日本と同じくらいの生活水準であるフィンランドは、

国民の政府に対する信頼度が増えたなど、興味深い成功例が出ています

他の国々も実験途中なので、どんな結果になったか待ち遠しいですね!

最後に、今までの内容を考慮した僕の考えをお話して終わりたいと思います

僕としては

ベーシックインカムに賛成です!

理由はシンプルで、

単純にそのお金で自分の資産に追加投資出来るからです

月7~10万円のボーナスが貰えるなら僕は会社を辞めずに働いて

引き続き投資に回し、第2のベーシックインカム=資産所得を作りたいです!

月にそれだけ追加投資できたら、数年~数十年後の資産は大きく成長します

投資は元本が多ければ多いほど、

その力が強くなりますからね

“ベーシックインカム”…

もしあるなら今から楽しみです

ここまで参考になれば嬉しいです!

ではまた次の記事で

貯金
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