皆さんこんにちは!
ゆきかぜです
今回は
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
『これから米国株を始めてみようかな』
という方向けに
ゆきかぜも投資しているオススメ米国ETF
『HDV』
を紹介したいと思います
前回似たような投稿で、
同じ米国ETFの『VYM』を紹介しました↓
また、話の前提として
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
『そもそもETFって何?』
という方は、
以下の参考記事を読んでみて下さい↓
この記事では、
・配当利回りと分配期間
・基準価格の推移
・経費率
・構成銘柄
これらについて
初心者向けに「なるべく分かりやすく」解説します
既にETFを投資している方は物足りないかもしれませんが、
自分の投資の視野を広げたい方は必見です!
ではいきましょう👍👍
HDVについて
まず『HDV』についてお話していきます
前回紹介した米国ETFの『VYM』と同様に
アルファベット三文字で略されていますが、
正式名称は
《iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF》
といいます
米国の財務優良企業で、
配当利回りが”高い”約75銘柄
で構成されています
あらゆる時価総額水準の株式銘柄を含む
【※モーニングスター配当フォーカス指数】
※モーニングスター・インクが算出する、米国株式市場における米国高配当株で構成される 指数(配当込み)です。
引用︰東京証券取引所
に連動した投資成果を目指す上場投資信託ですね
世界三大運用会社【ブラックロック】
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2023/12/images-1-17-1.jpeg)
が販売している商品ですので、
法的整備がなされており信頼性が高いのも特徴です
以下の図をご覧頂くと、
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2021/01/HDV.png)
前回のVYMがバランス重視のセクターだったのに対して、
HDVでは
『ヘルスケアとエネルギー』が約4割
『生活必需品と通信』が約3割
を占めている
攻めたセクターになっています
ここで注目したいのが上位2セクターなのですが、
【エネルギー株】は石油・電力などを指すため
世界の景気状態や石油価格に便乗して大きく変動します
簡単に言うと”景気敏感株“ということです
その反面、
【ヘルスケア株】は製薬・バイオテクノロジーなどが挙げられます
この辺りは景気に左右されにくいため
「高配当を取りつつ、安定した運用ができるETF」
といえます
まあ、
“○○ショック”のような大きな暴落には軒並みやられてしまいますが…😅
配当に関しても《高配当》と言われるだけあって、
4.21%(2021年1月分参考)もあります
S&P500の米国優良企業で約75銘柄を集めているとはいえ、
これだけの高利回りを実現できているのは凄いことです
しかも配当金のみならず、
《高いトータルリターン》も期待できます
以下の図をご覧ください↓
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2021/01/HDV.gif)
これは2011年3月からの”HDV株価チャート”なのですが、
2011年にHDVが誕生してから年平均で見ると
約11%(2021年1月現在)という凄まじいリターンを叩き出しており、
10年足らずで約2.5倍と異常な結果になっています
これは10年前の2011年に100万円を預けていたら、
約250万円に化けている計算になります
😳「HDV、恐ろしい子!!」
…。
このような内容から、
- 株の配当金である《インカムゲイン》
- 株の売却益である《キャピタルゲイン》
両方が狙えるETFと言えますね
長期保有による配当金目当ての投資を検討されている方や
連続増配を期待した投資をしたい方には
うってつけのETFといえます
配当利回りと分配期間
先ほど取り上げた通り、
HDVの配当利回りは《4.21%》と高配当に値します
前回紹介した『VYM』が《3.57%》で高配当である部分からみても、
HDVがいかに高配当なのかが分かると思います
分かりやすく例を出すと、
S&P500の投資指数が2%弱であるため
その約2倍のリターンを叩き出していることになります
また、
- 米国市場全体がこの10年で成長し続けている点
- 構成銘柄の中には増配も期待できる企業が多い点
以上を考慮すると、
これからさらに配当利回りが上がる可能性が高いです
現に2012年から2018年の6年間で
HDVの分配金は約1.5倍に成長しています
HDVを含め、投資はあくまで自己責任ですが
これだけ配当利回りが高いと”HDVを持たないリスク“も
この先出てくるかもしれませんね
HDVの分配期間は年に4回(3月・6月・9月・12月)あります
つまり三カ月に一回ペースで分配金が貰えるってことですね
ここはVYMと変わりません
ただし、
配当金を貰う大前提として”権利落ち日”が来るまでに株を保有しておかなければいけません
過去のデータから振り返ると、
HDVの配当権利落ち日は『第四週の前半』が多いです
第二週、遅くても第三週の
権利落ち四営業日前までに保有しておきましょう
基準価格の推移
価格推移は以下の通りです
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2021/01/2021-01-04-2.png)
2020年3月を過ぎた辺りから、
”コロナショック“で大きくマイナスとなりました
これに関しては他の株式も一斉に落ちていますので
HDVに限ったことではありません
落ちるところまで落ちた後はキレイにV字回復しています
現在の基準価格が$87.70である点から、
一番底の$60.00辺りで多く購入できた方は
今回の12月の配当も大きく増やせたのではないでしょうか?
HDVというETFは《高配当》である以上、
持ち続けることに意味があります
先ほど紹介した通り、
「10年で約2.5倍」という成長率を鑑みて
ドルコスト平均法で資産を着実に増やしていきましょう!↓↓↓
経費率
HDVの経費率は【0.08%】となっています
VYMなどの他の高配当ETFと比較すれば少し高い程度ですが、
個別株・投資信託で見ると非常に割安な経費率となっています
構成銘柄
HDVの構成銘柄は約75銘柄で成るため、
その中から【上位10銘柄(2021年度分参考)】をピックアップしています
以下の図をご覧ください↓
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2021/01/2021-01-04-3.png)
皆さんが知る有名企業で言えば
《ジョンソンエンドジョンソン》や《コカ・コーラ》、《エクソンモービル》辺りでしょうか
いずれも米国の大型株であることが特徴ですね
四半期ごとに組み入れ銘柄が変更されるので
少しでも財務の健全性や配当利回りが悪くなると
この75銘柄から消え去ります
また、
最初に解説した通り【へルスケア・エネルギー】セクターの比率が多いです
検討材料としては、
割合が一番多い【エネルギーセクター】で石油価格の下落が懸念されますね
その中でも《エクソンモービル》は近年の業績に伸び悩みがあり、
今後の不安が残ります…
まあ、
配当支払能力を考慮したウェイト付けを行っているのがHDVであるので
その点はしっかりと組み換えしてくれるので今は様子見でしょう
まとめ
![](https://yukikaze-freedom-blog.com/wp-content/uploads/2021/01/james-donovan-kFHz9Xh3PPU-unsplash-1024x683.jpg)
いかがだったでしょうか?
今回初心者向けに『HDV』について解説してきました
要点を抑えておきましょう!
- HDVはブラックロック社が運用している【米国高配当ETF】
- 【約75銘柄】から成り、インカムゲイン・キャピタルゲイン両方の上昇に期待できる
- 配当金は【年に4回】《3月.6月.9月.12月》
- 配当利回りは【4.21%】と米国ETFの中では高配当
- 経費率は【0.08%】と米国ETFの中では微妙に高い
- 大暴落から価格はゆっくりとV字回復している
- ①財務の健全性が高い②増配・連続増配株③持続的に配当支払い能力がある銘柄で構成されている
結論、
初心者が買っても失敗しにくく、長期的に安定して資産を増やしたいならHDVがオススメ!
こんな感じですね!
HDVをはじめとした【米国株ETF】は購入・運用に知識が入りません
楽天証券から海外株式で『HDV』と検索し、
購入ボタンを押すだけで完了です
もし、
皆さんが今も10年後も使う見込みがないお金(貯金)があるのなら、
僕は米国ETFに投資することを強くオススメします
HDVをはじめとした米国ETFに小額からで良いので挑戦して
自由な人生を目指しましょう!
ここまで参考になれば嬉しいです
ではまた次の記事で~