【投資】米国株を始めてみよう!初心者にオススメしたい米国ETF『HDV』を紹介!

投資



皆さんこんにちは!

ゆきかぜです

今回は

これから米国株を始めてみようかな

という方向けに

ゆきかぜも投資しているオススメ米国ETF

HDV

を紹介したいと思います

前回似たような投稿で、

同じ米国ETFの『VYM』を紹介しました↓

また、話の前提として

『そもそもETFって何?

という方は、

以下の参考記事を読んでみて下さい↓

この記事では、

・HDVについて
・配当利回りと分配期間
・基準価格の推移
・経費率
・構成銘柄

これらについて

初心者向けに「なるべく分かりやすく」解説します

既にETFを投資している方は物足りないかもしれませんが、

自分の投資の視野を広げたい方は必見です!

ではいきましょう👍👍



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HDVについて

まず『HDV』についてお話していきます

前回紹介した米国ETFの『VYM』と同様に

アルファベット三文字で略されていますが、

正式名称は

iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

といいます

米国の財務優良企業で、

配当利回りが”高い”約75銘柄

で構成されています

あらゆる時価総額水準の株式銘柄を含む

モーニングスター配当フォーカス指数

※モーニングスター・インクが算出する、米国株式市場における米国高配当株で構成される 指数(配当込み)です。

引用︰東京証券取引所

に連動した投資成果を目指す上場投資信託ですね

世界三大運用会社【ブラックロック】

が販売している商品ですので、

法的整備がなされており信頼性が高いのも特徴です

以下の図をご覧頂くと、

HDVセクター ゆきかぜ作成

前回のVYMがバランス重視のセクターだったのに対して、

HDVでは

ヘルスケアとエネルギー』が約4割
生活必需品と通信』が約3割

を占めている

攻めたセクターになっています

ここで注目したいのが上位2セクターなのですが、

エネルギー株】は石油・電力などを指すため

世界の景気状態や石油価格に便乗して大きく変動ます

簡単に言うと”景気敏感株“ということです

その反面、

ヘルスケア株】は製薬・バイオテクノロジーなどが挙げられます

この辺りは景気に左右されにくいため

「高配当を取りつつ、安定した運用ができるETF」

といえます

まあ、

“○○ショック”のような大きな暴落には軒並みやられてしまいますが…😅

配当に関しても《高配当》と言われるだけあって、

4.21%(2021年1月分参考)もあります

S&P500の米国優良企業で約75銘柄を集めているとはいえ、

これだけの高利回りを実現できているのは凄いことです

しかも配当金のみならず、

高いトータルリターン》も期待できます

以下の図をご覧ください↓

出典:楽天証券

これは2011年3月からの”HDV株価チャート”なのですが、

2011年にHDVが誕生してから年平均で見ると

約11%(2021年1月現在)という凄まじいリターンを叩き出しており、

10年足らずで約2.5倍と異常な結果になっています

これは10年前の2011年に100万円を預けていたら、

約250万円に化けている計算になります

😳「HDV、恐ろしい子!!」

…。

このような内容から、

  • 株の配当金である《インカムゲイン
  • 株の売却益である《キャピタルゲイン

両方が狙えるETFと言えますね

長期保有による配当金目当ての投資を検討されている方や

連続増配を期待した投資をしたい方には

うってつけのETFといえます



配当利回りと分配期間

配当利回り

先ほど取り上げた通り、

HDVの配当利回りは《4.21%》と高配当に値します

前回紹介した『VYM』が《3.57%》で高配当である部分からみても、

HDVがいかに高配当なのかが分かると思います

分かりやすく例を出すと、

S&P500の投資指数が2%弱であるため

その約2倍のリターンを叩き出していることになります

また、

  • 米国市場全体がこの10年で成長し続けている点
  • 構成銘柄の中には増配も期待できる企業が多い点

以上を考慮すると、

これからさらに配当利回りが上がる可能性が高いです

現に2012年から2018年の6年間

HDVの分配金は約1.5倍に成長しています

HDVを含め、投資はあくまで自己責任ですが

これだけ配当利回りが高いと”HDVを持たないリスク“も

この先出てくるかもしれませんね

分配期間

HDVの分配期間は年に4回(3月・6月・9月・12月)あります

つまり三カ月に一回ペースで分配金が貰えるってことですね

ここはVYMと変わりません

ただし、

配当金を貰う大前提として”権利落ち日”が来るまでに株を保有しておかなければいけません

過去のデータから振り返ると、

HDVの配当権利落ち日は『第四週の前半』が多いです

第二週、遅くても第三週の

権利落ち四営業日前までに保有しておきましょう



基準価格の推移

価格推移は以下の通りです

出典:Bloomberg

2020年3月を過ぎた辺りから、

コロナショック“で大きくマイナスとなりました

これに関しては他の株式も一斉に落ちていますので

HDVに限ったことではありません

落ちるところまで落ちた後はキレイにV字回復しています

現在の基準価格が$87.70である点から、

一番底の$60.00辺りで多く購入できた方は

今回の12月の配当も大きく増やせたのではないでしょうか?

HDVというETFは《高配当》である以上、

持ち続けることに意味があります

先ほど紹介した通り、

10年で約2.5倍」という成長率を鑑みて

ドルコスト平均法で資産を着実に増やしていきましょう!↓↓↓



経費率

HDVの経費率は【0.08%】となっています

VYMなどの他の高配当ETFと比較すれば少し高い程度ですが、

個別株・投資信託で見ると非常に割安な経費率となっています



構成銘柄

HDVの構成銘柄は約75銘柄で成るため、

その中から【上位10銘柄(2021年度分参考)】をピックアップしています

以下の図をご覧ください↓

出典:Bloomberg

皆さんが知る有名企業で言えば

ジョンソンエンドジョンソン》や《コカ・コーラ》、《エクソンモービル》辺りでしょうか

いずれも米国の大型株であることが特徴ですね

四半期ごとに組み入れ銘柄が変更されるので

少しでも財務の健全性や配当利回りが悪くなると

この75銘柄から消え去ります

また、

最初に解説した通り【へルスケア・エネルギー】セクターの比率が多いです

検討材料としては、

割合が一番多い【エネルギーセクター】で石油価格の下落が懸念されますね

その中でも《エクソンモービル》は近年の業績に伸び悩みがあり、

今後の不安が残ります…

まあ、

配当支払能力を考慮したウェイト付けを行っているのがHDVであるので

その点はしっかりと組み換えしてくれるので今は様子見でしょう



まとめ

いかがだったでしょうか?

今回初心者向けに『HDV』について解説してきました

要点を抑えておきましょう!

  • HDVはブラックロック社が運用している【米国高配当ETF】
  • 【約75銘柄】から成り、インカムゲイン・キャピタルゲイン両方の上昇に期待できる
  • 配当金は【年に4回】《3月.6月.9月.12月》
  • 配当利回りは【4.21%】と米国ETFの中では高配当
  • 経費率は【0.08%】と米国ETFの中では微妙に高い
  • 大暴落から価格はゆっくりとV字回復している
  • ①財務の健全性が高い②増配・連続増配株③持続的に配当支払い能力がある銘柄で構成されている

結論、

初心者が買っても失敗しにくく、長期的に安定して資産を増やしたいならHDVがオススメ

こんな感じですね!

HDVをはじめとした【米国株ETF】は購入・運用に知識が入りません

楽天証券から海外株式で『HDV』と検索し、

購入ボタンを押すだけで完了です

もし、

皆さんが今も10年後も使う見込みがないお金(貯金)があるのなら、

僕は米国ETFに投資することを強くオススメします

HDVをはじめとした米国ETFに小額からで良いので挑戦して

自由な人生を目指しましょう!

ここまで参考になれば嬉しいです

ではまた次の記事で~



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